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USB Cable Checker 3(UCC3)が届いたのでUSB Cable Checker 2(UCC2)と比較レビュー【ケーブルチェック写真集】

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USB Cable Checker 3(以下UCC3)とUSB Cable Checker 2(以下UCC2)の比較レビューに全部載せると大変なことになるので、ケーブルチェック時の写真をこのページにまとめて紹介します。
(本編記事に載せるとページが長すぎるのと読み込み時間が長くなってしまう…)

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ケーブルチェック

検証したケーブル

C-Cケーブル
Thunderbolt4ケーブル、Thunderbolt3ケーブル、USB4 40Gケーブル、USB4 20Gケーブル、フルUSB3.1 Gen2ケーブル、USB3.2 Gen2 10Gケーブル、モバイルモニター付属ケーブル、SSD外付けケース付属ケーブル、USB3.0ケーブル、USB2.0 C-Cケーブル①、USB2.0 C-Cケーブル②、モバイルバッテリー付属ケーブル

その他ケーブル
USB3.0 A-Cケーブル、USB2.0 C- microBケーブル、USB A-Cケーブル、USB2.0 A-microBケーブル

規格内アダプタ
USB3.0 A-Cケーブル+AtoCアダプタ、USB2.0 C-microBケーブル+microBtoCアダプタ

規格外
SSD外付けケース付属ケーブル(付属のCtoAアダプタ使用)、USB3.0 A-Aケーブル+AtoCアダプタ

UCC3とUCC2ではケーブルの抵抗値を測定できます。
ケーブル品質の指標の1つとして役立ちますが、あくまでも目安です。
抵抗値が大きくなる場合の1つに端子の錆びがあります。何回か抜き差しして抵抗値が下がる場合はクリーニングをしてから測定し直しましょう。
また測定値はVBUS+GNDの抵抗値のため電源ラインの品質です。通信ラインの品質は測定できませんので注意しましょう。

UCC2では抵抗値が著しく大きい場合に「HIGH」と表示されます。
UCC3では抵抗値の数値を「<400<<800<」で色分けして表示してくれます。

抵抗値通常のUSB
0.5A
USB BC
1.5A
C-Cケーブル
3A
e-Marker
5A
100mΩ0.025W0.225W0.9W2.5W
200mΩ0.05W0.45W1.8W5W
400mΩ0.1W0.9W3.6W10W
800mΩ0.2W1.8W7.2W20W
ケーブル抵抗値と発熱の目安(は要注意、は危険)
参考:スマホやタブレットでは2Aくらいの製品が多いです
ノートPCでは3Aを超える製品も多く存在します

C-Cケーブル

Thunderbolt4認証済ケーブル(eGPUに付属)

フル結線のPD100W対応ケーブル。UCCがThunderbolt非対応のためe-MarkerではUSB4 Gen3のみ取得。

Thunderbolt3認証済ケーブル(eGPU BOXに付属)

フル結線のPD100W対応ケーブル。UCCがThunderbolt非対応のためe-MarkerではUSB3.2 Gen2のみ取得。

USB4 40Gケーブル(USB-IF認証 Owltech)

フル結線のPD240W対応ケーブル。e-MarkerはUSB4 Gen3と取得。

USB4 20Gケーブル(CIO)

フル結線のPD240W対応ケーブル。e-MarkerではUSB3.2 Gen2と取得。

UCC3でUSB4と表示されないので一瞬混乱しますが、おそらくUCC3にはUSB4 20Gの概念がありません。
他のチェッカーでもUSB4 20GとUSB3.2 Gen2は同じものとして表示されるので、10G/レーンのものは全てUSB3.2 Gen2と表示されるのだと思います。

フルUSB3.1 Gen2ケーブル
(ジャンクショップで購入した、モニターの付属品であろうケーブル なんと500円)

フル結線のPD100W対応ケーブル。e-MarkerではUSB3.2 Gen2と取得。

USB3.2 Gen2 10Gケーブル(PCショップで購入したHEC コンピューケースのケーブル)

フル結線のPD100W対応ケーブル。e-MarkerではUSB3.2 Gen2と取得。

パッケージの表記通りならシングルレーンのはずですが、実際にはデュアルレーン(20G)で使えているのでチェッカーの情報が正しいです。

モバイルモニター付属ケーブル(詳細不明)

フル結線のケーブル。e-Markerなし。

SSD外付けケース付属ケーブル(詳細不明)

シングルレーンのケーブル。e-Markerなし。

USB3.0ケーブル(ダイソーの300円ケーブル)

シングルレーンのPD240W対応ケーブル。e-MarkerではUSB3.2 Gen2と取得。

パッケージに記載の情報はUSB3.0 5G、PD100Wですが、e-Markerの情報では10GでPDも240W対応ということになります。
実際に使うと10Gで使えたり、5Gになったり、10Gで使えるけど接続が不安定になったりと問題があります。品質の問題で5Gとして売られているのかもしれませんが、ケーブルチェッカーでは通信ラインの品質は判断できません。
100Wを超える充電器を持っていないためPDの方は確認できませんが、普通に240Wまで使えてしまうと思います。

USB2.0 C-Cケーブル①(Anker)

USB2.0のケーブル。e-Markerなし。

USB2.0 C-Cケーブル②(Anker)

USB2.0のPD240W対応ケーブル。e-MarkerではUSB2.0と取得。

モバイルバッテリー付属ケーブル(詳細不明)

USB2.0のケーブル。e-Markerなし。

その他ケーブル

USB3.0 A-Cケーブル(Anker)

シングルレーンのUSB3.xケーブル。ケーブル内の56kΩのプルアップ抵抗を検知。

USB2.0 C-microBケーブル(ELECOM)

USB2.0のケーブル。ケーブル内の5.1kΩプルダウン抵抗を検知。

USB A-Cケーブル(詳細不明)

データ線のない充電専用ケーブル。ケーブル内の56kΩプルアップ抵抗を検知。

抵抗値のブレ幅が大きく600mΩを超えることもありました。
普通に使う分には最大0.5Aなのでそこまで気にする必要はないかもしれませんが、抵抗値が大きいとわかると自然と避けちゃいます。

USB2.0 A-microBケーブル(Anker)

USB2.0のケーブル。

規格内アダプタ

USB3.0 A-Cケーブル+AtoCアダプタ

シングルレーンのUSB3.xケーブル。
UCC2ではケーブルの向きを入れ替えてもケーブル内の56kΩプルアップ抵抗とアダプタ内の5.1kΩプルダウン抵抗を検知し、謎なケーブルとして表示されるが、UCC3では片方ずつしか検知できていない。

UCC2で特殊な表示になるため一見危険なケーブルにも見えますが、ちゃんと規格内の使い方なので安全に使用できます。

USB2.0 C-microBケーブル+microBtoCアダプタ

USB2.0のケーブル。
UCC2ではケーブルの向きを入れ替えてもケーブル内の5.1kΩプルダウン抵抗とアダプタ内の56kΩプルアップ抵抗を検知し、謎なケーブルとして表示されるが、UCC3では片方ずつしか検知できていない。

UCC2で特殊な表示になるため一見危険なケーブルにも見えますが、ちゃんと規格内の使い方なので安全に使用できます。

規格外

SSD外付けケース付属C-Cケーブル(+付属のCtoAアダプタ使用)

シングルレーンのUSB3.xケーブル。アダプタ内の56kΩプルアップ抵抗を検知。

CtoAのアダプタはUSBの規格外ですが、この組み合わせであれば本来のA-Cケーブルと同じ構成になり問題なく使用できます。
ではなぜCtoAアダプタが規格で許可されていないかというと、アダプタとケーブルの組み合わせによっては機器が壊れてしまう可能性のあるケーブルが作れてしまうから。フールプルーフが目的です。

USB3.0 A-Aケーブル+AtoCアダプタ

シングルレーンのUSB3.xケーブル。アダプタ内の5.1kΩプルダウン抵抗を検知。

AtoCのアダプタはUSBの規格内ですが、A-Aケーブルは規格外です。間違った使い方をすると危険なケーブルです。
A-Cケーブルは本来56kΩプルアップ抵抗を検知するはずなので、正しくないケーブルとなっています。

また、接触不良がひどくテスト結果も不安定に…。品質も規格外。
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